猫背と見る人生

では、最終章はこれまでの総まとめとして「猫背と見る人生」と題して人が生きて行く過程とそこに忍び寄る猫背の魔の手についてお話しします。

赤ちゃんの時期はもう既にお話ししたように、猫背になんて無縁です。
活発で日々筋トレで柔軟性の塊ですから。そのため乳幼児を育てるお父さんお母さんは、赤ちゃんに対して猫背の心配はしてあげなくて大丈夫。
強いてゆうなら、ハイハイはしっかりした方が「生理的彎曲」がしっかり形成されるので、後々の成長の為には良いとされています。とはいえ、ハイハイしなさいっと言ったところで聞き入れてはくれないのですが。

ハイハイする赤ちゃんハイハイを発達段階の指標に取り入れているのは世界では一般的でないそうです。
畳文化のない欧米では、テーブルや棚の上など高い位置に赤ちゃんにとって興味をそそる様々な物が置かれています。そのためすぐに立ち上がってしまうようです。なので、あわよくばくらいに構えていた方がプレッシャーを感じなくて良いかもしれませんね。

では話を戻して、小中高生の時期。スポーツに没頭する子もいれば、大学目指して勉強一筋の子もいるでしょう。
スポーツ派の子は、骨や筋肉がどんどん強くそして増えていく時期ですから、身体中の筋肉がアンバランスにつかないように気をつけなければなりません。競技によって使う筋肉は違いますが、体幹(胴体)筋が強ければ有利ということは同じです。





腹筋と背筋があまりにアンバランスになると、腰痛などを招きます。

腰痛が起こると身体を起こしておけないので猫背になりがちです。
勉強する女の子勉強派の子は、言うまでも無く姿勢に注意しましょう。
悪い姿勢は猫背だけでなく視力低下にも繋がり、良いことはありません。
学生時代。新生活や交友関係の拡がりによって生活習慣が乱れがちです。もちろん、長い講義を受けるにも猫背のリスクは潜んでいますね。

社会人になったらどうでしょう。
長距離運転の仕事や長時間デスクワーク、付き合いと称した飲み会。メタボへの道は用意されています。学生時代同様、長時間に渡る同じ姿勢やバランスの取れた食生活を心がけましょう。
女性の場合。出産された方は、赤ちゃんを抱っこしたりお乳をあげたり、否が応でも猫背にならざるをえません。癖にならないように、思い出したらストレッチすることをお勧めします。

中高年以降。骨粗鬆症など骨の老化、筋力の衰えを予防しましょう。骨は栄養素を経口摂取する以外にも、適度な負荷を与えることで強化できることが分かっています。流行りのトレッキングや軽いスポーツなど趣味を見つけると良いですね。
このように、人間にとってはあまり有益でない猫背は私達の生活と密接な繋がりがあります。意識しているかしていないか、知っているかいないかそれだけの違いで身体に与える影響は多分に異なってきます。賢く意識して、身体に優しくそしてスマートなマイライフが送れるとよいですね。




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